2015/11/18
秋のオノマトペ
もう11月も半分以上終わっちゃいましたね。
二十四節気で言えば今は”立冬”なのに
妙に暖かい今日この頃。
こんな気温でも各地の紅葉は綺麗に色づいているのでしょうか?
(写真は数年前の京都です)
さて、日本語は他言語に比べて格段にオノマトペ(擬音語・擬態語)が多い言語です。
たとえば「おなかがペコペコ」「ぴょんぴょん跳ぶ」なんて
小さい子供でも普通に使っています。
特に大阪の人は会話にオノマトペを頻繁に使うということは
よくテレビでも取り上げられるネタです。
「そこの道をダーッと行って、右にピッと行ったとこ」とか。
私もよく言っているような気がします。
そういうノリのいいオノマトペも面白いですが
「侘び寂びオノマトペ」が秋には似合います。
紅葉の葉が散る様子を表現するなら・・・
はらはら
実際に「はらはら」という音をたてて落ちてくるわけでもないのに
実にその様を情緒豊かに表していますよね。
誰が考えてくれたのでしょう。
画が浮かぶ美しい言葉。
画が浮かぶ豊かな表現。
私が創る「音」も、そんなところを目指したいと思います。
<追記>
山下家では昔からセーターが肌にチクチクすることを
「シカシカする」と言います。
ごく普通の京都弁だと思っていたのですが
京都の人に訊いても、大阪の人に訊いても笑われるだけで・・・
どなたか「私もシカシカって言うよ~」という方、いらっしゃいませんか?