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2021/01/22
京都の風習

記事作成日:2021/01/22

記事を書いた人
山下 裕子

山下 裕子

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先日のこと。

娘が着ている部屋着から糸が出ているのに気が付いたので

娘を呼び寄せ、ハサミで切る前に

「脱いだ、って言って」と私が言ったんです。

娘は「なんで?」と。

 

服を着たまま、ほつれ糸を切ってもらったり、

取れかけているボタンを直してもらったりするようなとき、

いつも私の母や祖母は「はい、脱いだ!って言って。」と言ったものです。

このやり取りはごく当たり前にやっていたので、

あらためて娘に「なんで?」と訊かれると「なんでやろ?」となりました。

 

調べてみると、これは京都の風習だとか、

服を着たままなので危なくないよう「おまじない」として言うのだとか、

縁起の悪い連想に繋がらないようにだとか、

「ぬいだ ぬいだ ぬいだ」と3回言わないといけないとか。

色々と出てきました。

 

なるほど。確かに私は京都人です。

親と子のささやかなやり取りではありますが、

こういう昔から続く風習というのは子供世代にも引き継いでいきたいですね。

 

 

記事を書いた人
山下 裕子

山下 裕子

ナレーション録音ひとすじ20ウン年・・・いや、30年??? テレビを見ていても、ラジオを聴いていても、街を歩いていても、耳に入ってくる様々なナレーションが気になって仕方ありません。世の中から「残念なナレーション」を撲滅したい!「伝えたいことを正しく伝えるためのナレーション」を私と一緒に創りませんか?