BLOG
ブログ

2019/08/29
街のはずれの背伸びした路地で。

記事作成日:2019/08/29

記事を書いた人
菅井 順一

菅井 順一

 

お寺さんの手書きの掲示板を記録するのが私の散歩の楽しみの一つです。

説教じみたものや人生の教訓、和尚さんの創作文、感銘を受けたどこからの引用…

和尚さんたちの背景や心情が読み取れますね。

 

和尚さんのお子さんが受験中なのですかね?

こんなことご自宅の寺の前にでーん!と貼りだされた日にゃグレてしまいそうです。

 

思いっきり人生につまづくどころか、まだまだ落ち続けている人にとってはむしろ神経を逆なでるかと。でも怒りさえ届かない奈落のズンドコへは言葉も届かないでしょうが…

 

死なない、と言っているのに「呼びもどす」って。呼びもどすってそれイタコさんが「黄泉の国」から? 四苦八苦の愛別離苦、受け入れるのも仏の道かと。

これ好きです。人間の我欲を簡潔かつシニカルに描写。あの世よりこの世のほうが恐いですね。幽霊より生き霊、人間の業の恐ろしさ。人間臭さ腹黒さ。

 

利き手上手は勉強上手、商売上手とも言いますね。よく聞く人は偉い人→偉い人は金持ちが多い→だから金持ちは耳たぶが大きい。つまり、私は「耳たぶ大きい論」を一晩中懇々と……

 

そうかもしんないけどさ、覚めるじゃん。オッさまが言うことなのかね。ま、教訓として良き結婚生活には諦めが…イヤ尊び悟りが必要なのかと! ん、そんな風にヒネたとらえ方する私が人としてイケない、、、あぁ。

 

宗教民族学的には南無阿弥陀仏を唱える最澄の台密から分派していったお寺さんは「民衆こそ誰でも手軽に阿弥陀様のご加護により救われることが良きこと」とするため、多数を占める本願寺派や大谷派、浄土宗のお寺さんが全国に広がり、門前でこのような掲示板をよく見かけるのです。むかしのことなので写真はありませんが面白い引用でメッセージを込めた掲示板がありました。湾岸戦争の時だったかな?「さようならアメリカ さようならニッポン バイバイバイバイ  作者 はっぴいえんど」。いまは一周回って平和ボケした社会文化ですが、こんな掲示板が貼り出されないボケてない平和な世の中なれば…リビンフォーツデイ。

記事を書いた人
菅井 順一

菅井 順一

広告代理店の営業マンと並行して雑誌広告やTV-CMのアートディレクター、プランナー、コピーライター、カメラマンなどを経験。 写真は緑川洋一氏に約2年ほどお教えを乞う。言葉とビジュアルの表現ロジックに埋もれる。 今は新しい可能性を求め新たな門をくぐる。