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2019/05/14
ソニックブーム

記事作成日:2019/05/14

記事を書いた人
松嶋 毅之

松嶋 毅之

カミナリが光ってから、ゴロゴロと音が聞こえるまで
時間差があるのは皆さんご存知のことでしょう。
これは光の速度と、音が空気を伝わるスピードが違うから起こる現象で、もちろん音の方が遅い。
花火が上空で炸裂してから
ドーンという音が後から遅れて聞こえてくるのも同じこと。
 
このような身近なことからでも感じることができる、音の速さ。
今回は「音速」の話です。
 
 
音の速さって実際どれぐらいなんでしょう?
これは空気中を伝わって届く関係上、気圧や気温などに大きく影響されますが
一般的には時速 1225kmという数字が使われています。
 
音速といえば何かとてつもなく速いメージがありますが
新幹線が時速 300kmほどで、それの3倍と考えると案外ありえない速さでも無い感じがします。
 
 

 
 
ゴールデンウィークの話。
5/5(日)「岩国フレンドシップデー 2019」に行って来ました。
米海兵隊岩国航空基地で行われる
一年に一度、アメリカ軍の基地に一般人が入ることができる日。
 
もともとこのイベントでブルーインパルスの展示飛行が行われる予定だったので
それ目当だったのですが、機材のトラブルで今回は中止。
ただせっかく米軍基地に入れる機会なので、はるばる山口県まで行ってきました。
 
米軍の戦闘機などが展示され間近で見れるし、中に入れるものもある。
もちろん航空ショーも行われました。Budweiserも飲める。
 
 

 
 
さて、音速の話。
「マッハ」という言葉があります。例えば「マッハ2」が音速の2倍の速さであることを示すように
これは音速の何倍かを表す言葉。
 
実生活でこの「マッハ」な乗り物に乗ったりする機会はほとんどありませんが、
ただただ速ければ速いだけ良いという訳ではないんです。
物体が「音速」を超えると、例えば飛行機がその状態になると
機体の周りに空気の急激な圧力変化が起こり、そこから「衝撃波」が発生します。
 
かつて運行していた音速を超える超音速旅客機、コンコルドも
この衝撃波が原因のひとつで現在飛んでいないそうで、
音速に達すると、何かが爆発したかのような爆音と
時にはビルの窓を割ってしまう程の衝撃が地上にも伝わるのです。
 
 
この衝撃波を「ソニックブーム」といいます。
 
 

 
 
岩国フレンドシップデー
米軍の飛行機が入れ替わり立ち替わり大空を飛び回る中
次は最大速度マッハ2以上と言われるF-16が飛行する、とアナウンスされました。
 
そのF-16の飛行のなかで
遂に私は生まれて初めて、生の「ソニックブーム」を体験したのです。
 
そして、なんと。その様子をたまたまiPhoneで撮影していました。
その時の様子がこちら!どうぞ!
 
 

 
 
これが音の速さです!
ちょうど頭上に来たところあたりで「ボォンッ」って爆発音がします。
もちろん衝撃波も感じました。
 
 
後々しらべてみると
実際は、音速を微妙に超えていないギリギリのところで
押さえて飛んだそうなのですが(危ないから)
空気の流れの関係上、機体の一部が音速を超えたということです。
 
「ソニックブーム」の音・衝撃を肌で感じることができたことも
大変貴重な体験なのですが
普段目では見る事ので出来ない「音」が空気を伝わっていくスピード
それに限りなく近いものを肉眼で確認できたことに
私は大変興奮しました。
本当に興奮しました。
 
いいゴールデンウイークでした。

記事を書いた人
松嶋 毅之

松嶋 毅之

音声制作は技術も大切ですが、それ以上にクライアント・ディレクター・ナレーターに気持ち良く作業してもらえる環境作りこそ、第一だと考えています。
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