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2019/04/05
さよなら活版、また会いましょう。

記事作成日:2019/04/05

記事を書いた人
菅井 順一

菅井 順一

先日、20年以上前から出入りしていた活版印刷屋さんが廃業しました。

工場内の壁に一面収納された鉛(活版)。

職人さんはピンセットで文字や大きさを選んで長年の経験でレイアウトし、冶具に挟んで印刷機にセットします。

ハイデベルグのナンチャラカンチャラ……ドイツ製らしいです。

「ぶびばど」鉛製の活版。鉛なので摩耗に備え同じ文字いくつも用意されてます。

記念に自分の名前の活版をいただきました。宝物です。

活版で印刷された名刺など紙が厚い印刷物は文字部分が沈み込み

指先から文字の息づかいが感じられます。

ノスタルジーなウエットな気分やレトロという衒った気持ちは抱けず

ただただ唯一無二の活版の価値や存在の存続性を感じるのです。

先端機器と旧式機器。

作り手の狙い次第で自由に選べ表現できる社会ができればうれしいですね。

記事を書いた人
菅井 順一

菅井 順一

広告代理店の営業マンと並行して雑誌広告やTV-CMのアートディレクター、プランナー、コピーライター、カメラマンなどを経験。 写真は緑川洋一氏に約2年ほどお教えを乞う。言葉とビジュアルの表現ロジックに埋もれる。 今は新しい可能性を求め新たな門をくぐる。