BLOG
ブログ

2019/02/27
忙しい休日

記事作成日:2019/02/27

記事を書いた人
菅井 順一

菅井 順一

今月のはじめ、フランスの現代芸術家の巨匠、

クリスチャン・ボルタンスキーの「lifetime」展(5/26まで開催)を観に

中之島の国立国産美術館(NMAO)へ。

以前訪れた直島ではボルタンスキーの作品を観れなかったので期待も昂るばかり。

入館する前に、NMAOの近所にあるダイビル1Fの大好きなパン屋「ParisH(パリアッシュ)」に立ち寄り、

入店の順番待ちの記入を済ませ、いざNMAOへ向かわん。こういうのは抜かりがない。

現美は展示作品の撮影が可能な場合が多いので楽しみ方が普通の絵画展とは違う良いところ。

ただし撮影エリアや作品を限られてたり動画はNGなどすべてがOKというわけではありませんのでご注意を。

 

「死」や「存在」などボルタンスキーのテーマをカジュアルに表現していますが、

死者が掲載された新聞の切り抜きが貼り付けたスチール製の引き出しがうず高く積まれた作品には

心情的重さを感じ、しばらく言葉が出てきませんでした。(撮影NGでした)

上階に併設のコレクション展もボルタンスキーというかベネッセっぽくに寄せてきた感。これはこれで良い。

学校の1年先輩の塩田千春さんや内藤礼さんの作品、

杉本博司さんや野口里佳さんの写真も展示されてあり満足感あるパッケージング。

野口さんの写真を直接見るのは初めてでしたが、遠くから見るとシンプルでオシャレな気分ですが

まじまじと見ると観察眼や描写力、プリントのクオリティー、被写体やフレーミングの理由など

今まで見えてこなかったものが見え、感じるとれる領域が増加。そして浄化。何の因果。これでいいんか。

 

 

さて、パリアッシュに戻りお買い物。

バゲットとパン・ド・セーグル、トリコロールを購入。ここのセーグルは長年買い続けているほど美味しくて

とても奥深いけど素朴なパンです。

焼きたてだったので水分量が多く紙袋に包んでもう1~2日寝かせてもよかったかと。

中之島から天六まで歩いて向かう最中、ずいぶんお久しぶりなジュンク堂に立ち寄り新刊を3冊。

意図してないジャンルの面白いタイトルや美しい装丁の本が視界に飛び込む。強烈な臨場感。

実店舗の本屋にはAmazoneはまだまだ遠く及ばないのかな。でも売り場面積は縮小されており時代を感じる。

 

途中、通い慣れたる中崎町を通る。偶然にもキャンドルナイトが開催されてたので

ついでに立ち寄ることに。場所は元職場の裏の済美小学校跡。私の知らない中崎町がまたここに…

この中崎町にも僕が大好きなパン屋があります。「ブーランジェリー・エス・カガワ」。

ここも生地が美味しくアーモンドのセーグルフリュイを買って帰ろうかと思う。

しかし、時既に遅し。売り切れで閉店!

街にで出ると知的好奇心を刺激される楽しいことや思いもよらないことがたくさん転がっていて。

自分の常識や考え、感覚を思いっきり覆されるのは40才を超えるとものすごく快感に感じ、

思考停止抑止力になるような気がする。常に新しいことをに触れ、吸収し変化すること。

朝令暮改では困るが、自分の芯なんて細くてしなやかなぐらいがちょうどいいかも。

でも突き抜ける時は元気よく力強く、土筆のように……

なんて考えながらとぼとぼ歩いて帰宅。休日なのに忙しかったが心地よい疲労感。

 

 

もうすぐ春ですね。ちょっと気取ってみませんか。

記事を書いた人
菅井 順一

菅井 順一

広告代理店の営業マンと並行して雑誌広告やTV-CMのアートディレクター、プランナー、コピーライター、カメラマンなどを経験。 写真は緑川洋一氏に約2年ほどお教えを乞う。言葉とビジュアルの表現ロジックに埋もれる。 今は新しい可能性を求め新たな門をくぐる。