映像 動画制作・音声制作・WEB制作なら大阪のシードアシスト

BLOG
ブログ

2017/05/10
美女と野獣

記事作成日:2017/05/10

記事を書いた人
亀川 真奈美

亀川 真奈美

 
 
タイトルの通り、今回は美女と野獣のお話を。
現在上映中の実写版のものについてです。
 
 

 
 
先ず結論から、素晴らしい映画でした。
 
私が見たものは公開後すぐに字幕版を通常で、
それから先日の5月3日、GW初日ですね。
ファンキーマーケットへ参加したついでにせっかくエキスポへ来たので…と、109シネマで4DXの3D、吹き替えを観ました。
 
今回初体験の4DXでしたのでそちらの感想も語らせて頂くとして、
とりあえず映画の内容へ触れさせて頂きたく…。
 
 
ええ、ええ、いつもいつも語彙力が地の底な私なのですが、
今回は少し真面目に感想を述べさせて頂きます。
 
嘘です、長いだけで真面目ではないです。でも長いです。
 
 
というのも私はディズニー作品の中でも特に美女と野獣が一番好きでして、基本的に実写作品は原作を無理矢理なアレンジで改悪される事が多いので(個人の意見です)本当は私はとても嫌いなんです。
このあたりはもうですね、語ればそれはもう宗教上の問題へ発展致しますので割愛させて頂きますが、
が、「美女と野獣」こちらは原作ファンこそ観て欲しい。
 
 
私も最初は正直期待していませんでした。
ですがいつもの如くツイッターで公開即観に行ったフォロワーさんから猛プッシュされまして、まあレイトショーであれば安いものだし…とチケットを予約して、一度目は公開日から4日後の月曜日に観に行きました。
字幕って基本遅い時間が多いので、仕事終わりに行くにはわりとちょうど良い時間なんですよね。
 
 
その時は流石に人も多くシアター内はほぼ満員だったのですが、
一人で観に行った私の両側にはそれぞれ同じく一人で来られたらしい男性と女性。
「両側をリア充カップルに挟まれなくて良かった…」と特に意味も無く安心感を覚えつつ、
予告編で流れていた夏公開のポケモンの新作映画の作画の良さに興奮し、「ポケモン絶対映画館で見るわ」と即座に決意をツイッターに書き込むツイ廃の鑑。
 
 
で、シアター内も暗くなりいよいよディズニーのあのロゴがスクリーンに映るわけです。
わけですよ。
先ず一回目ここで涙腺が緩みました。開始3秒。
 
 
なんでしょうね、期待が一気に弾けてしまったようなそういう涙です。
 
上手く表現出来ないのですが、このロゴの出る画面が美女と野獣の物語の導入にそのまま繋がっていまして、
画面いっぱいに映る薔薇、薔薇のディティールと色合いがめちゃくちゃに綺麗なんですよ。
とにかく綺麗すぎて、もうこの瞬間に心を掴まれまして、開始3秒でいきなり世界に引き込まれるというより、捩じ込まれる。
最早捩じ込まれるのレベルで急速降下で世界にぶち込まれます。
 
 
この映像の迫力は映画館で見なければ伝わらないと思いますので、鑑賞を検討される方には是非絶対に映画館で見て欲しいんですが、それはそれとしてとにかく映像の美しさ。
とかくディティールの陰影・彫り、綺麗な画面を作ることへの妥協の無さを感じます。
これはもう実写だから作る事が出来た映像だなと。
 
 
 
物語の本筋もけして原作を蔑ろにしない、原作をそのまま実写だから出来る映像・表現手法にそのまま落とし込んできた。
これが私が実写作品に求めていた姿でありその頂点のような作品だなと、実写嫌いの私が「よくこれを実写にしてくれた。ありがとう。」
と思わず感謝してしまう程でした。
 
 
この「実写だからこそ出来た表現に落とし込んできた」というのは、もちろん映像の話だけでもありません。
 
 
ディズニーですから、まあそこそこにミュージカル形式なんですね。
これが最初に字幕を選んだ一番の理由でもあるんですが。
実写美女と野獣、歌も凄いんです。こちらももちろん原曲をきっちり踏襲し、尚且つ実写映画用にされたもの。
 
歌・映像・演出、3つが揃って完璧。
 
 
これは字幕吹き替え両方見たので断言させて頂くのですが、字幕が良い。
入ってくる音、歌声の響きが全然違います。
特に私の場合最初が字幕だったのもあるかもしれませんが…。
 
両方見る予定なら先に吹き替えの方が良いかもしれませんね…
やっぱり訳した歌詞になってしまいますので、原曲と比較すると若干語感とかがちょっと、ね。
 
かと言って吹き替えにも吹き替えの良さはありますので、けして吹き替えは悪いという感じでもありませんからご安心を。
アニメ版やらミュージカルとか見てた方ならそっちの方が耳馴染みはあるかもしれませんしね。
(私は劇団四季版も昔観に行きましたし好きです)
 
 
それはそれとして、特に実写用のアレンジの部分を含めてこの映画でだからこそ最高!となるのが個人的には「ガストン」です。
 
 

 
 
美女と野獣のヴィランであるガストンと子分のル・フゥの関係性がアニメ版よりもより窺い知れて微笑ましい!
 
主人公・ベルに振られたガストンを励ます為に酒場の客たちを巻き込みながら歌で景気づけるル・フゥの可愛さにガストンの格好良さ。
アップテンポな曲調は観ているこちらも元気になり自然と笑顔になるような賑やかさで、
特にガストンは原曲と比べて、個人的にアレンジが多めな印象ですが、
アレンジで追加されている部分が「まさに英雄譚」という感じ。
 
この曲一本だけでヴィランであるガストンに「ついて行きたい」と思える、
村の人気者であるガストンが、村人たちから“どう見られているキャラであるのか”がよく表現されている曲です。
なんだかんだカリスマ性、あるんですよね…。
 
 
 
また、追加曲もいくつか(というか3曲)あり、
その中でも野獣がベルを解放した後にその後悔と寂しさを謳う歌「Evermore」があるのですが、
 
これがとにかく良い。
 

 
 
もうとにかくこの曲のシーンはシンプルに歌声に胸を打たれすぎて、映画の中でも一番泣きました。
 
2回行って2回とも号泣しました。
 
 
歌詞の一部である、野獣の「あまりにもつらい」という何かストレート過ぎる物言い、
このなんというか…比喩の表現が無さ過ぎる正直な言葉がめちゃくちゃ好きです。
そうだよね…つらいね…みたいな気持ちで死にました。めっちゃつらい。
 
 
こちらの曲にはアラン・メンケン版、ジョシュ・グローバン版、そして野獣役のダン・スティーブンス版等があるのですが、やはり劇中で使われている野獣役のダンが歌っているものが私は一番感情移入させられぐっときますね。
 
 
 
しかもこれ、エンディングの一番最後のラスト、トリの曲でもう一回流れてくるんですよ。
涙引っ込めて落ち着いた状態で映画終わって欲しいじゃないですか。
でも曲が流れてくるじゃないですか。
 
勘弁して!!!!!!!
 
おかげさまでめちゃくちゃ涙の跡残した状態で劇場の明かりがついてしまい必死で拭うハメに。
 
 
 
感想を端的に纏めますと、
映像がただただ美しくて涙を流し、歌声の響きの良さに胸を打たれて涙を流し、物語の軸自体にも涙を流し、
初めから終わりまで泣くというよりただ涙がずっと流れていたという感じでした。
 
両隣の男女のシングルライダーも始終泣いてました。
特に女性は声が漏れてるレベルで泣いてました。上映中わりと聞こえてきてましたが、その気持ち、めっちゃ分かるから許す。
 
 
終わった後はもう「夢の国とはどういうものかを叩き込まれた…」という余韻が凄すぎて、
映画が終わった事を受け入れられず、物凄いロス感を味わいました。味わわされました。
現実世界の色彩の薄さに「ここはなんて醜い世界だ…」とすら思いました。
この映像の世界の中に永遠に居たいと思ったし、そこまでの世界を見せつけられた事が最早恐ろしかった。
けして大袈裟ではなく。
 
 
 
 
 
……いやちょっと盛ったかもしれません。
別に「なんて醜い世界だ、浄化しなければ」とかは思ってません。
 
 
でも大袈裟ではなく泣き過ぎで終わった後に頭痛くなるので気をつけて。
 
 
 
 
 
 
 
というところまでが映画の感想なのですが、前述の4DXですよ。
 
お前まだ語るの?と思われたでしょう。
私もそう思います。
なのでめちゃくちゃ簡略的に言います。
 
「美女と野獣の4DXは基本揺りかご」
 
大体ふわふわ揺れてましためっちゃ気持ちよかった。
 
気持ち良かったんですが、一番最初にテスト動作で動いていたガンガンアクションみたいな方が多分…楽しいですねこれは…。
隣にいたグループの人たちは「これシートベルト無いの!?落ちそう!」とか言ってましたけど、
基本アトラクションみたいなのは大好きですし酔わないので、「マッドマックス4DXが見たいなぁ」とか思っていました。
 
 
まあ揺りかごは気持ち良かったですし雪とかシャボンは合っていて楽しかったんですが、ただ今回唯一悪手だったなと思ったのが3Dです。
3Dは数年ぶりでしたが、今の映画の3Dって要所要所飛び出す感じというより全体的に画面全体の前後感をくっきりとさせて
ぼかしや空気感で自然に視線誘導をさせる、という感じなんですね。
 
 
これ、残念だったのが“美女と野獣は元の画面が完成されすぎていた”ので、相性が悪かった。
自分の見たい部分が見にくいし、完璧に綺麗にされている映像が無理矢理前後の強調されたことで後ろの方はぼやけてたり…
感動映画、映像に拘られた作品では、見るべきは4DXではなくIMAXでしたね…。
どっちで見るか悩んだんですけどね。
 
しかしこれはけして失敗ではありませんよ。学びです。(前向き感)
 
 
 
実は先日の5日に友人と“一人称視点映画”である「ハードコア」を観に行ったんですが、あれこそ4DX化されるべきだと思うんですが、
R-15だし、まあ予算的なアレとかソレとか…大人の都合ゥ…ですかねぇ…。
 
 

 
 
2時間延々とアクション見せられる映画(というかアクションの疑似体験させられる映画)ですから、
絶対アトラクションみたいで面白いと思うんですけれど。残念…。
 
 
 
 
ところでこれ、見てくれます?
 
今回の映画感想、400字詰の原稿用紙まる26枚分以上なんですけど。
 
 

 
 
 
 
 
感想文かよいい加減にしろ。
 

記事を書いた人
亀川 真奈美

亀川 真奈美

元パチンコ・スロットなどの遊技機映像クリエイター、エフェクトの多用・派手・男性的な映像等が得意です。
大変オタク気質ですのでサブカルな話題・ご依頼は何でも振って下さい。