CLTをご存知ですか?

2015.12.12
CLT、真庭市、銘建工業、地域活性

CLTとは、Cross Laminated Timberの略称で、ひき板を並べた層を、板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大判のパネルのことです。

火や地震にも強く、高層建築も可能な木材、それがCLTです。

木材利用の先進国、オーストリアでは、個人の住宅はもちろん、中高層の集合住宅でも利用されています。

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日本ではまだ規制が厳しく、欧州のように高層CLT住宅の建設は無理ですが、一般社団法人日本CLT協会が設立されるなど、導入の動きが活発化しています。

 

CLTが普及すれば、日本の木材利用の状況は大きく変わるのではと思います。木材が必要とされる社会になれば、日本の国土の3分の2を占める森林が、昔のように再び宝の山となります。山から収益を得られるようになれば、地方の大きな経済源になるでしょう。

 

江戸時代、木は石油と同じ、エネルギーでした。歴史を習った時に、幕府の直轄地「天領」が山奥ばかりだったことに疑問を持ちましたが、江戸幕府はエネルギーを確保したかったんですね。木=エネルギーという図式がすぐに思い浮かばなかったからこその疑問だったと思います。

 

木はバイオマスなどでエネルギーとしての効率よい利用も可能ですが、それだけでなく、建材としての魅力も復活すれば、地方の活性化に大きな力になると思います。

私が書きました

末永 好司