2022/05/30
サルは猫が好き!?
TVでは「動物」「子ども」「ラーメン」は鉄板ですが、ネットでも特に「猫」が大人気です。
猫SEOという言葉があるように(ホント?w)、シェアされやすく差し障りのないポジティブ感情を喚起する猫動画、猫画像はSNSなどで拡散されやすいといえます。
大手メディアサイトも「猫」記事を定期的に上げているようです。
youtubeチャンネルでも150万以上登録者のいる猫チャンネルがあるようです。
写真:「バンクシーって誰?展」
なぜ、こういう話を書いたかというと、「バンクシーって誰?展」で、「廃墟化したガザ地区の家の壁に描かれた子猫」を見て、考えさせられるところがあったからです。
そこの地元の人が「これはどういう意味ですか?」とバンクシーに尋ねたところ、以下の回答が返ってきたそうです。
“A local man came up and said ‘Please – what does this mean?’
I explained I wanted to highlight the destruction in Gaza by posting photos on my website –
but on the internet people only look at pictures of kittens.”
google翻訳「地元の男性がやって来て、「お願いします。これはどういう意味ですか?」
私は自分のウェブサイトに写真を投稿してガザの破壊を強調したいと説明しましたが、
インターネットでは人々は子猫の写真しか見ていません。」
引用:RT
この作品の影響で、その後国際的な支援団体がこの地区の援助に名乗りをあげました。
皮肉と言えば皮肉ですが、広告にはアイキャッチが重要なんですよね。