シード流ブランド・アイデンティティ

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シード流ブランド・アイデンティティ

ブランディングを実際に行っていく上で最も重要な要素は何か? それはコアとなる考えです。

「私たちは自社のブランドを表現していく上でどうあるべきか」を深堀する事がプロセスとして必要になります。

じゃあ、それって「企業理念」と何が違うのでしょうか。「企業理念」と「ブランド・アイデンティティ」は似て異なるものですが、重なり合う場合もあります。

結論から言うと、それほどきちっとした定義をする必要はありません。もしかしたら、「企業理念」がそのまま「ブランド・アイデンティティ」になってしまう企業もあるでしょう。ただ、一つ言える事は「企業理念」がなければ、何も始まらないという事です。

企業理念

企業理念とは、今さらこのコラムでお話する必要はないかもしれませんが、「会社が社会に存在する意味」「私たちは社会に貢献するため仕事を通じて何を行っているか」或いは「私たちは社会に対して仕事を通じて何を実現したいか」ですね。

最近の新卒を対象とした企業説明会でも学生からの質問でよくあがる質問が「御社の企業理念はなんですか?」です。そして、「なぜそれが企業理念なのですか」という事もよく聞かれます。

それほど、現代社会において、人々にとって「仕事をする上で自分たちがどの様に役に立っているか」、「どのように世の中に影響を与える事ができるか」、「自分たちが誇りをもって仕事ができか」がとても大切といえるでしょう。

経営者が考える、その理念がスタッフの共感を呼び、会社全体のエンジンを動かしていく原動力を生み出します。

そういった意味でも企業理念は企業を成長させていく上で最も重要な物です。

ブランド・アイデンティティ

ブランド・アイデンティティは、『創造したり維持したいを思うブランド連想のユニークな集合である。この連想はブランドが何を表しているかを示し、また組織の構成員が顧客に与える約束を意味する』(デービッド・A・アーカー(1997)『ブランド優位の戦略』 pp.86 ダイヤモンド社)

正直、学術的な説明では普通に理解しにくいですね。

私が簡略化して定義するならば、ブランド・アイデンティティは、企業理念を実現していく上で、「会社を擬人化した場合、どんな人ですか?」という質問に答えていくと出てくる表現を基に、文字ベースで構成される物(文章・単語・フレーズなど)と言い換える事ができると思います。

シード流ブランド・アイデンティティの作り方

具体的にどのようにして創るか、これは私たちがブランディングからクリエイティブを創り上げるときのベースとなるやり方ですが、「自社が外から見た時どんな会社だと思われたいですか?」という問いに対して「連想ゲーム」を行っていきます。

ポストイットを使い、ブレインストーミングを行っていきます。1時間で、連想しうる単語を徹底的に洗い出していきます。

そして、今度は、出て来た単語を似たような物でグループ分けしていきます。

さらに、行ったグループ分けをもう一度行います。そして、もう一度。

そして、最も大切だ、重要だと思う物を最大3つまで選びます。

これが、「コア・アイデンティティ」といい、ブランド・アイデンティティの中核となる要素になります。

この「コア・アイデンティティ」を中心に置き、その他の要素を関連性を考えながら、配置していくと、「ブランド・アイデンティティ」の出来上がりです。

もう一歩、踏み込むならば、出て来たブランド・アイデンティティを眺めて文章化してみると、より会社で使いやすくなります。

 

ぜひ、試してみてください。

 

 

 

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