新規事業をはじめた時のワナ?

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新規事業をはじめた時のワナ?

はじめまして! ブランディングコンサルタントの片山です。今回のテーマでもある、「何か新しい事を始めないと!」にもありますように、WEBサイトのリニューアルを行い、これからスタッフ一同でコラムを書いていくことになりました。みなさまに、お役に立てるかもしれない記事を続々とアップしていきたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いします。

1.経営者の「新しい事、はじめないと」という、勘。

世の中の動きがめまぐるしく変化している中、これ
まで安定的な事業展開を行っていた方も、「なんか、新しいことせんとな~」と感じる事があると思います。そういった感覚って実は、裏付けられた論理があるんですよね。「企業30年説」という言葉がありますよね。統計的に、企業の生存率は、設立1年で40%、5年で15%、10年で6%、20年で0.3%、なんと30年では0.02%。こうした要因の一つに、「プロダクトライフサイクル」という考え方があります。どんな商品やサービスでも生き物と同じで寿命があり、その寿命が30年であるという事なんです。
どんな商品やサービスでも、図1のように推移していくという事なのです。
しかし、100年以上続く企業も日本にはたくさんある事も事実です。企業が長く存続することが出来る、理由の一つとして、時代の移り変わりを敏感に察知し、新しいビジネスモデルをそのつど、構築する事ができているからという事実があります。つまり、長く存続している企業は、一つの事業が成長期を迎え、成熟期に差し掛かり、衰退期へ移行する前に、既存のビジネスで構築した経営資源を活用しながら新しいビジネスを立ち上げ、新たにプロダクトライフサイクルを積み上げていっているのです。こうして、企業としての業績をさらに高め、企業を長寿化させているのです。敏感な経営者が、なんとなく「そろそろ新しいことを始めないといけないな」、と感じる局面には、実はそれは、そういった論理に裏付けられた事実を直感的に感じる事が出来ているからなんです。
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2.新しい事をはじめた時のワナ!?

新規事業を始める時って、①これまでやってきた事と全く関係性の無い事業を行う人と、②これまで築いてきた強みを武器に新しい事業を展開する方に大きく分かれます。これまでやってきた事と全く関係性の無い事業を行うパターンは、ノウハウが自社に無いので自社での一からの構築であったり、外部の力を借りたりするなどでエネルギーを相当必要としますが、既存事業の景気や状況に影響されにくいので、リスクヘッジが可能になります。株を分散して買うのと似ていますね。強みを活かした新規事業の場合はノウハウをそのまま活かす事が可能なのでエネルギーはそこまでかかりません。ただ、業界の市況に影響される可能性があるので、リスクヘッジはできにくいかもしれませんね。
いずれのパターンでも、新しいビジネスをスタートしたときに陥るワナがあります。それは、苦労してせっかく立ち上げた新しいビジネスは、経営者や社内でも過大評価されてしまう事です。つまり「ええもん作った!絶対売れるわ!」と思いがちになってしまうのです。基本に立ち返り、その新しく立ち上がったビジネスの競争優位性は何であるかを再点検しないと、思い通りの結果につながりにくくなってしまいます。中でも、「ええもん作った!絶対売れるわ!」で忘れがちになってしまうのが、どうやって、人にそのビジネスを知ってもらうかの視点です。
意外と、とりあえず「チラシ作った、ホームページ作った、さあ営業かけよう」で、うまく行くと思ってしまいがちなのです。次回は、新しく立ち上がった事業の「知ってもらう、理解してもらう、欲しいと思ってもらう」ための仕組み作りについて、ご紹介しようと思います。

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