中小企業の為のクロスメディア戦略

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中小企業の為のクロスメディア戦略

まだまだ伸びているインターネット広告で、少しお話しましたが、「どの広告媒体を使うのが一番費用対効果が高いのか?」という事が、企業とって最も関心がある事だと思います。今回は、メディアの特性を活かしながら、どうやって消費者と、最適なコミュニケーションを測りながら選んでもらう仕組み作りをするか、綴って行こうと思います。

「メディアミックス」から「クロスメディアコミュニケーション」へ

従来の広告の考え方の正攻法は、所謂「メディアミックス」という考え方で、考えうる媒体を全て使って出稿する。それが、まず認知を高めるには一番の近道であり、露出すればするほどモノが売れるという時代でした。メディア媒体の数を増やせばそれだけ、消費者との接点が増えるので、「認知の母数」が単純に増えるからです。

しかしながら、2000年ごろからインターネットがコミュニケーションツールとして台頭し、さらにはスマートフォンを中心に、私たちの生活に欠かすことのできない存在になってきた今、「情報過多である状態の中」では、単純にメディアの組み合わせという事だけでは、消費者が購買にいたるという事が難しくなってきました。

「情報」と「モノ」が氾濫している中、消費者が購買の際に重要な要素は、そのモノに対する「ストーリー」です。私たちも様々なプロモーションの提案をさせていただいている中で、メインとなる作業は、クライアント様と共に「ストーリーを構築」していく事です。

いかにしてその「ストーリーをそれぞれの媒体の特性を活かしながら消費者に順を追って、理解してもらうかをデザインする事が、「クロスメディアコミュニケーション」です。

クロスメディアコミュニケーションの考え方

例えば、とある「日用品雑貨」をクロスメディアで展開するならば、テレビCMでまずは、『認知』を獲得し、さらにそこからwebに誘引し、より細かなキャンペーン内容や具体的な機能性などを動画やイラストなどを交えて情報提供します。そして、実際の販売店などで「購入への最後の一押し」としてPOP広告を配置するという流れが考えが王道です。

 

消費者の商品に対する知識を、ステージ毎に分け、それぞれのステージに適合した情報を提供し、購買までのストーリーを構築していくのです。
クロスメディアコミュニケーション02

 

中小企業にとってのクロスメディアコミュニケーション

とはいうものの、まずテレビCM等で認知を大量に獲得する手法は、予算的にも決して中小企業向きではありません。

では、どうするのか?

WEB出稿を中心に考えれば良いのです。まだまだ伸びているインターネット広告でもご紹介しましたが、インターネット媒体の広告は多種多様です。

それぞれ特性もあります。なんといっても、少額からスタートできるので、お試し的にも運用を開始できます。

WEB広告02.xlsx

 

上図のように、WEB広告にもさまざまな特性がある為、商材によって組み合わせを熟慮する必要があります。

おススメのクロスメディアの組み合わせ

ケースバイケースですが、汎用的におススメは、「Google adwords」 「facebook広告」の組み合わせです。

「Google adwords」で成約率が高そうな消費者に積極的にアプローチし、「facebook広告」で潜在ニーズを掘り起します。

ただ、商材によっては、1クリックあたりの単価が高い為、facebook広告とのバランスは考えなければなりません。

 

専門性の高い、BtoBビジネスでおススメの組み合わせは「Google adwords」単独で。余裕があれば、「Yahoo!スポンサードサーチ」も合わせて出稿です。

このケースは、「今、これが欲しい」と思っているユーザーへのアプローチだけで導入期は構わないと思います。潜在ニーズの掘り起しの予算は割かないでもよいでしょう。

さらに、専門性の高いBtoBの場合は基本的に競合が少ないので、1クリックあたりの出稿単価も低い可能性が高いので費用対効果も高いと思われます。

ただ、市場が成熟し、競合も増えてきた場合は、SNS広告を組み合わせていく事が必要となってくるでしょう。

受け皿となる自社WEBサイトがキー

WEB中心のクロスメディアに関してキーとなるのは、自社WEBサイトです。

中小企業のクロスメディア展開において、広告で引っ張ってきた消費者が、さらに情報が欲しいと次のフェーズへの行動が起こった場合、受け皿となる自社WEBサイトが最も重要なポイントになってきます。

広告で商品やサービスに興味を持ったユーザーが、さらに詳しい情報が欲しいと思い、広告をクリックした先のページに十分な情報や、ユーザーが共感できるデザイン性を兼ね備えたWEBサイトがないと、購買へは繋がっていきません。

WEB上でユーザーが、「買おう!」と決める瞬間は、サイトを見た時の「1秒」でほぼほぼ決定してしまいます。ユーザーが共感できるWEBサイトの作りになっているか、一度見直してみてはいかがでしょうか。

私たちのおススメは、WEBサイトを開いた瞬間にビジュアルイメージが「ドン!」と飛び込んできて、伝えたい情報が「0.1秒」で分かる作りです。

つまり、メインビジュアルを大き目に設置し、クオリティの高い「画像」、あるいは「動画」を表示させるWEBサイトにする事が良いでしょう。

その中でもやはり「バックグラウンドムービー」の設置はイチオシです。当社のWEBサイトも採用していますが、他にもこんな風に使っている企業もあります。

ぜひ、参考にしてみてください。

まとめ

中小企業の、特に広告展開導入期について、後半は書かせてもらいましたが、これが全てではありません。消費者が欲しがる情報を常に発信していく事がWEB中心の広告展開では必須になってきますので、ぜひ、一度自社WEBを見直してみてはいかがでしょうか。 そして、その受け皿となるWEBサイトを中心に、Google Adwordsやfacebook広告の展開を検討すると、飛躍的にリスポンスがあがると期待できます。 繰り返しになりますが、ニッチな専門業を行っておられる企業の方が、費用対効果を期待できます。

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