広告を作る前に考えてみよう(STP)

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広告を作る前に考えてみよう(STP)

このコラムでプロモーション手法についてたくさん書かせていただきましたが、

そろそろ次のステップに進みたいと思います。

 

プロモーション手法はわかった、テレビ、ラジオ、WEB広告などいろいろなものの特徴も分かった。

→さて広告を出そう!

・・・ちょっと待ってください。

その前に誰に向けてのプロモーションなのかちょっと考えないとお金が無駄に消えていきますよ!

 

STPとは

プロモーションについて考えるときに、シードアシストでは「誰に」「何を」「どのように」伝えるかを決めます。

誰に→ターゲットとする相手

何を→自分たちの売りになる部分

どのように→手法やツール

 

相手不在で広告を作ったり、強みが整理されていない広告はまったく相手に刺さりません。

まず会社&商品の自己分析から始めましょう。

ここではフィリップ・コトラーが提唱しているSTPというフレームワークを使って考えます。

フレームワークというと難しく感じますが、ここでは簡単に説明していきます。

(もっと詳しく学びたい方は「STP フレームワーク」で検索してみてください)

 

Segmentation(セグメンテーション)

セグメンテーション(S)→市場の分類(切り分け)作業

自分たちの市場を「性別」「年代」「エリア」「嗜好」「趣味」などで分けること。

例えば新商品を販売するときに、

自社の商品をよく買ってくれている人たちのいる市場に同じように持っていくとしても、

自分たちの商品をよく買ってくれる人って誰やねん?ってなりますよね。

そういう時に 「女性で35歳くらいで結婚していて子供がいる。そして住まいは西宮エリア。趣味はショッピング」

という人が良く買ってくれる人だとわかったら、わかりやすいですよね。

そのようにどんな基準で市場を切るのかをここでは考えていきます。

性別で切った時は?、趣味嗜好はどんな人がいる?、年代だったらどんな人が多い?…etc

ここでの注意点は以下の通りです。

  • 小さく切りすぎて顧客がいなくならないようにすること
  • 市場が成長すると見込めるところにすること

 

Targeting(ターゲティング)

ターゲティング(T)→切った市場のどこを狙うのか決めること

セグメンテーションした後の市場の中のどこの部分を狙うかを明確にすることです。

うちの商品買ってくれる人がいる市場は見つけた(セグメンテーションが終わった)!

さてその中でもいったい誰を狙うのか?となると思います。

その中から、「この新商品を買ってくれそうな人は?」と考え属性を挙げていきます。

  • 30代後半の女性
  • 結婚していて仕事を続けている
  • 子どもはいない
  • 神戸に住んでいる

これをターゲットに設定します。

ちゃんと自社の強みが活かせる、もしくは競合する他社がいないセグメントを選んでくださいね!

ここでの注意点は以下の通りです。

  • 届けようがないターゲットにはしないこと
  • ターゲティングを狭めすぎて、顧客がいなくならないようにすること

 

Positioning(ポジショニング)

ポジショニング(P)→ターゲットから見たときにどんな立ち位置の商品なのかを決める

ターゲットにとって新商品はどんな位置づけ(優位性)のものなんでしょうか?

ワインを例にとってみましょう。

世の中にはたくさんのワインがあります。

あなたが売り出したいワインは他のワインとどう違うのでしょうか?

休みの日をちょっと優雅にしてくれるもの?

リーズナブルで毎日の生活に寄り添うもの?

それとも、とっても高いけど、特別な日を演出してくれるもの?

その位置づけによって、広告のデザインやメッセージ、媒体が変わってきます。

きちんと考えましょう。

ここでの注意点は以下の通りです。

  • 提供できる機能を直接伝えないこと
  • 他の商品と同じことを言わないこと

 

商品もできた!プロモーション手法も分かった!さて広告出すぞ!の時に参考にしてもらえればと思います。

広告だってただ出せばいいってもんじゃないってことですね。

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