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2016/09/16
起業家が成功する要因とは

記事作成日:2016/09/16

記事を書いた人
片山 光祐

片山 光祐

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起業家の行動や研究といえば、「イノベーション理論」で有名な「クリステンセン教授」をすぐに思いうかべる方も多いと思います。
新しい事業を立ち上げるためにはどうすればよいのだろうか。
 
私自身も新しい事業を立ち上げるにあたり「クリステンセン教授」の考えを反映させたり、「W・チャン・キム教授」と「レネ・モボルニュ教授」のブルーオーシャン戦略、「アーカー教授」のブランド論はずいぶん参考にさせていただきました。
 
しかし、事業を展開していく中で、疑問も沢山浮かび上がってきた事も事実です。事業を軌道に乗せていくプロセスの中で、これらの理論だけを実践したわけでばなかった。成功要因として、その他の事は、理論ではこれまでなかなか説明されることはなかったので、一体どんな要素があるのだろうか、モヤモヤした気持ちがありました。
 
その、モヤモヤを解決してくれた本が、こちらの「エフェクチュエーション」という本でした。
この本のポイントは以下です。
 
1. やりかたをよくわかっている事柄から始めよ。
2. 行動を選択する際には、大成功を狙うのではなく、大きな失点を避けるようにせよ。
3. 今までにない能力をもたらしてくれる人たちと働け。
4. 予想外の出来事を大いに活用せよ。
 
確かに、「うまくいった事例」と「うまくいかなかった事例」を比較すると、うまくいったときは上記を確実に行っていたと思います。
自分がわけのわからないモノに手を出すときほど、上手く行かず、自信があるときほど大穴を狙いがち。そして、自分の能力をさらに高めてくれる人と仕事をともにするときほど、事業に発展性が見いだせ、予想外の出来事に対して前向きに挑戦したときほど、自分に自信がつき、さらに次の展開を考える発想力が身についたと思います。
自分ひとりで何かをやろうとしたときほど、或いは、任せっぱなしにした時ほどうまく行かないものですよね。とても、勉強になった本です。

記事を書いた人
片山 光祐

片山 光祐

私は、フジテレビのニューヨーク支局で「めざましテレビ」のディレクターとしてキャリアをスタートさせました。帰国後は、朝日放送で「ムーブ!」のディレクターを経験。
その後、関西学院大学で経営学を学び、映像をマーケティングのソリューションとして活用できないものかと考え、映像事業を立ち上げました。映像の可能性をさらに広げるため、また、WEBという市場にイノベーションを起こすべく弊社独自の仕組みを構築しWEB事業も立ち上げました。
みなさまのブランディング・マーケティング課題に少しでもお役に立てるよう、全力を尽くしてまいります!