必撮仕事人

2016.06.02
撮影、シックスセンス、第六感、ブルース・ウィリス、お寺、ステーキ、素敵、藤田まこと

我ながら安直なタイトルセンス…と思いきや

ネットで検索すると意外にこのワードって使われているんですね!

どうも撮影大好き米安です。

 

本日は撮影で「何が出来るのか」を、身近な瞬間で感じた事と絡めてお話したいと思います。

撮影というと、やはりカメラで人や物を撮るのですが、

実は撮る=視覚情報伝達、だけでは無いんですよね。

 

分解しますと、「撮影する」→「撮った情報を映像として出す」

→「それを視聴者が見る」→「見て脳が理解する」。

この「見て脳が理解する」ってのが重要で、当たり前の話ですが、

何を見せるかで、実は視覚で感知できるもの以外も間接的に伝達できるのです。

 

わかり易いのが今回の記事のトップ映像。

お腹空きますよね、このブログを深夜に見られた方、飯テロ申し訳ございません。

先日ステーキの撮影があり、「視覚」で「味覚」も伝えられているのでは?と思ったのです。

 

 

 

更に考えると、五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)以外に、

まだ何か伝えられるものがあると分りました。

またこの間の日曜日に祖父の7回忌の為、奈良へ帰省したのですが、

そこで久しぶりに祖母や親戚と会い、とあるお寺で法要に参加しました。

 

お寺へ行くと、先ずは都会の喧騒から離れた、静かな環境を全身で体感します。

小鳥のさえずりや、気持ちの良い低音で唱えられるお経、鐘の音。

靴下を脱いで裸足で歩きたくなる、歳を重ねた木の廊下。

うっすらと線香の香りが鼻に届いたとき、

「自分は今、ここ(お寺)に居るのだな」と感じます。

※この文章も同じことですね。

 

そんな時、ふと撮影するなら何を撮るべきだろうかと考えました。

お寺の外観、内観、御坊様の動作、檀家さんの表情・・・

いや、もっと身近なものでもっと伝えられる撮影対象は無いか。

そうだ、祖母の揺れる髪を撮ろう!

 

その昔、祖父と二人で暮らしていたころから、

祖父がこの世を去るまでずっと黒く染め続けていた祖母の髪。

今では真っ白になり、お堂におかれた扇風機の風を遠くから受け、微かに揺れている。

ここに「祖母の思い」や、「二人の物語」が隠れているのではないか。

この「思い」こそ第六感なのではないか。

祖母の表情でダイレクトに出すのもアリだが、

少し間接的に撮る事で視聴者に想像させ、より深いテーマを伝えられるのではないだろうか…

 

 

あまり長くなるといけませんので、本日はこの辺で失礼しますが

私もついつい撮影となると「視覚で!」と言う風に視覚重視の、

見た目重視のカットを撮ろうとしてしまいます。

 

本来は「思い」を伝えるのが動画の役割ですので、

構成・カット割りにはより力を入れていかねばなりません。

それではまた次回!!

私が書きました

米安 央